Accessファイル選択ダイアログ
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Access2003でファイル選択ダイアログを表示する方法をご紹介します。
お急ぎの場合は、完成したmdbファイルを
こちら
からダウンロードできます。
Accessフォームのテキストボックスにファイル名を入力させるような場合に、ファイル選択ダイアログを表示できると操作性が向上しますね。
ここでは、Access 2003でファイル選択ダイアログを表示するためのVBAコードを紹介します。
まずは、下のような簡単なフォームを作成しましょう。
このフォームの
クラスモジュール
に、ボタンのイベントハンドラを記述します。
Private Sub Button1_Click() ' ボタン押下前にテキストボックスに入力されていた ' ファイル名を保持しておく Dim OriginalFileName As String If Not IsNull(Form_FORM1.TextBox1.Value) Then OriginalFileName = Form_FORM1.TextBox1.Value End If ' ファイル選択ダイアログ表示 Form_FORM1.TextBox1.Value = FileSelect() ' ファイル選択ダイアログでキャンセルボタンが押されたら、 ' 初めに保持していたファイル名を戻す If IsNull(Form_FORM1.TextBox1.Value) Then Form_FORM1.TextBox1.Value = OriginalFileName End If End Sub
このイベントハンドラ内で呼び出す、ファイル選択ダイアログを表示する関数
FileSelect( )
は、いろいろなフォームから呼ばれる可能性があるため、共通部品として
標準モジュール
に記述します。
Function FileSelect() On Error GoTo ErrorHandler Dim SelectedFile As Variant With Application.FileDialog(msoFileDialogFilePicker) .Title = "ファイル選択" .Filters.Add "すべてのファイル", "*.*" .Filters.Add "テキストファイル", "*.txt" .Filters.Add "TSVファイル", "*.tsv" .Filters.Add "EXCELファイル", "*.xls" .AllowMultiSelect = False .InitialFileName = CurrentProject.Path If .Show = -1 Then For Each SelectedFile In .SelectedItems FileSelect = SelectedFile Next End If End With Exit Function ErrorHandler: MsgBox Err.Description, vbCritical End End Function
(参考)Visual Basic Editorのオブジェクトエクスプローラ
このコードを正しく動作させるためには、
参照設定
が必要です。
FileSelect( )関数のApplication.FileDialogの行を入力するとき、下記のようなポップアップが表示されたら「はい」を押して参照設定を追加してください。
ポップアップが表示されない場合は、Visual Basic Editorのツール→参照設定で「
Microsoft Office 11.0 Object Library
」を追加してください。
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