WEBページ(htmlページ)のフォントはCSSで指定します。
下記のようにCSSのfont-familyプロパティでフォント名を指定します。
htmlソース |
実際の表示 |
<span style="font-family: 'MS Pゴシック'">C:\ログ</span> |
C:\ログ |
<span style="font-family: tahoma">C:\ログ</span> |
C:\ログ |
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バックスラッシュの表示が和文フォントである「MS Pゴシック」ではいわゆる円マーク、欧文フォントである「tahoma」ではスラッシュを反転させた記号となっていることが確認できると思います。
指定するフォント名が「MS Pゴシック」のようにスペースを含む場合は、シングルクォーテーションまたはダブルクォーテーションで囲まなければなりません。
Windows(OS)とフォントでお話したように、フォントファイルはOSが持っています。
そのため、CSSで指定したフォントが閲覧者のパソコンのOSにない可能性があります。そのときのために、font-familyプロパティにはカンマ区切りでフォント名を列挙することができます(最初に指定したフォントがない場合はその次のフォント…、そのフォントもなければまたその次のフォント…)。
では、閲覧者のパソコンのOSに、CSSで列挙したフォント全てがなかった場合はどうなるのでしょう?
そのような場合にはブラウザで指定したデフォルトのフォントが使用されます。
たとえばIE7では「ツール」→「インターネットオプション」→全般タブのフォントボタン押下でデフォルトのフォントを設定することができます。
CSSのfont-familyプロパティには、フォント名以外にも、フォントの総称を指定することもできます。
フォントの総称には以下のものがあります。
フォントの総称 |
内容 |
sans-serif |
ゴシック体系のフォント |
serif |
明朝体系のフォント |
cursive |
筆記体系のフォント |
fantasy |
装飾系のフォント |
monospace |
等幅系のフォント |
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