かんたん!アクセス権
2 所有者の変更へ - 3 所有グループの変更 - 4 アクセス権へ
 ファイルやディレクトリの所有グループを変更するには、chgrpコマンドを使用します。

書式 chgrp [ オプション ] グループ ファイル名/ディレクトリ名

オプション   内容
-R   指定したディレクトリとその中にある全てのファイルの所有グループを変更する

 下の例では、ファイル「a.txt」の所有グループを「g1」から「g2」に変更しています。
実行例1

 このコマンドは一般ユーザーでも使用できますが、制限があります。
 一般ユーザーはファイル(ディレクトリ)の所有グループを、自分が所属するグループから自分が所属する別のグループに変更することだけ許可されています。
 言い換えると、ファイル(ディレクトリ)のもともとの所有グループが、自分が所属しないグループである場合、そのファイル(ディレクトリ)の所有グループを変更することはできません。
 また、ファイル(ディレクトリ)のもともとの所有グループが、自分が所属するグループである場合でも、そのファイル(ディレクトリ)の所有グループを、自分が所属しないグループに変更することはできません。


ヒント
 ・スーパーユーザーはファイルのもともとの所有グループが何であれ、どんなグループにでも変更可能です。
 ・書式中のグループは、グループ名で指定することも、グループIDで指定することもできます。



かんたん!アクセス権
0アクセス権の概要
1所有者・所有グループ
2所有者の変更
3所有グループの変更
4アクセス権
5アクセス権の数値表記
6アクセス権の変更
7アクセス権の数値による変更
8SUID
9SGID
10スティッキービット
11デフォルトのアクセス権
12ファイルの拡張属性変更
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