useraddコマンドでユーザーアカウントを作成すると、通常そのユーザーのホームディレクトリも同時に作成されますが、その際、/etc/skelディレクトリ内にあるファイルが、そのホームディレクトリ内にコピーされます。
下の例では、新規に作成した「test_user」のホームディレクトリ/home/test_userに、/etc/skelディレクトリ内のファイルがコピーされているのが確認できます。
/etc/skelディレクトリには、どのユーザーにも必要と思われる基本的な設定ファイルなどを格納しておきます。これらのファイルをスケルトンファイルといいます。
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・英語のskeletonには、「がい骨」、「骨組」、「必要最小限」といった意味があります。
・スケルトンファイルは「.」で始まるドットファイルであることが多く、lsコマンドで表示するには-aまたは-Aオプションが必要です。
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