updatedb コマンド
ファイル名データベースを更新します。
書式 updatedb [ オプション ]

検索式   内容
-e <パス>   データベースに取り込まないパスを指定する

 locateコマンドはあらかじめ作成されたファイル名データベースに基づいて、指定されたパターンにマッチするファイルを検索します。
 updatedbコマンドはlocateコマンドが参照するファイル名データベースを再構築するコマンドです。

 下の例では「/tmp」ディレクトリを除外して、ファイル名データベースを再構築しています。
実行例1

 /etc/updatedb.confファイルは、updatedbコマンドの設定ファイルです。
 このファイルには、updatedbコマンドの動作に影響する変数が定義されています。
実行例2

 変数DAILY_UPDATEは「yes」または「no」を設定することができ、「yes」とした場合、cronによって定期的にupdatedbコマンドが実行されます。
 変数PRUNEFSにはデータベースに登録しないファイルシステムを、半角スペース区切りで列挙します。
 変数PRUNEPATHSにはデータベースに登録しないパスを、半角スペース区切りで列挙します。


ヒント
 ・環境や設定にもよりますが、ファイル名データベースの再構築には多少(数十秒くらい)時間がかかります。
 ・fmtコマンドはファイルの内容を指定した桁数に整形して出力するコマンドです。
 ・英語の「prune」は「切り取る」、「取り除く」といった意味があります。



ファイル検索コマンド
findファイル検索
locateファイル検索(データベース)
updatedb検索データベース更新
whereisコマンド・マニュアル検索
whichコマンドのフルパス表示
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