tac コマンド
ファイルの内容を末尾行から先頭行に表示します。
書式 tac [ ファイル名 ]

 tacコマンドはファイルの内容を最下行から逆方向に表示するコマンドです。
実行例1

 ログファイルなど、新しい情報がファイルの末尾に追記されていくファイルを閲覧する場合に便利です。


ヒント
 ・tacコマンドはcatコマンドの逆です。コマンド名からも推測できます。名前をひっくり返すというアイデアは、シェルスクリプトの「if」文を「fi」で閉じるというところでも見られますね。
 ・tacコマンドに似たコマンドにrevコマンドがあります。こちらはcatコマンドと同じように先頭行から末尾行の順に表示しますが、各行内において行末から行頭の順に表示します。



テキスト処理コマンド
cat結合して表示(移動不可)
cut指定したフィールドを抽出
expandタブをスペースに変換
fmt指定した桁に整形
head先頭だけ表示
join共通フィールドで行を連結
less表示(移動可・改良版)
more表示(移動可・基本機能)
nl行番号をつけて表示
odバイナリファイル表示
paste共通の行番号で行を連結
pr印刷前の整形
rev各行で行末から行頭に表示
sortソートして表示
split複数ファイルに分割
tac末尾行から先頭行に表示
tail末尾だけ表示
tr文字列変換・削除
unexpandスペースをタブに変換
uniq重複行を取り除く
wc行数、単語数、文字数表示
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