cat コマンド
ファイルの内容を連結して表示します(スクロール不可)。
書式 cat [ オプション ] [ ファイル名 ]

オプション   内容
-n   各行の左端に行番号をつけて表示する

 catコマンドはファイルの内容を表示するコマンドです。
実行例1

 このコマンドはファイルの行数が長くて一画面に収まらない場合、一瞬でスクロールしてファイル最下部しか表示されません。
 なので行数の多いファイルの内容を確認したいときは、スクロールが可能なlessコマンドを使うとよいでしょう。

 リダイレクトと組み合わせて使うと、複数のファイルを結合して新しいファイルを生成することができます。「cat」というコマンド名は「conCATenate(結合する)」からきているので、このような使い方のほうが、本来の使い方といえるでしょう。
実行例2


ヒント
 ・ファイルの最下行から逆方向に表示するコマンドとしてtacコマンドがあります。



テキスト処理コマンド
cat連結して表示(移動不可)
cut指定したフィールドを抽出
expandタブをスペースに変換
fmt指定した桁に整形
head先頭だけ表示
join共通フィールドで行を連結
less表示(移動可・改良版)
more表示(移動可・基本機能)
nl行番号をつけて表示
odバイナリファイル表示
paste共通の行番号で行を連結
pr印刷前の整形
rev各行で行末から行頭に表示
sortソートして表示
split複数ファイルに分割
tac末尾行から先頭行に表示
tail末尾だけ表示
tr文字列変換・削除
unexpandスペースをタブに変換
uniq重複行を取り除く
wc行数、単語数、文字数表示
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