退職金については所属していた会社によって大きく異なるでしょう。
ここでは一般的な話ではなく、私の場合どうであったかについて書きたいと思います。
私が個人事業主になる前に所属していた会社は、中小企業退職金共済事業本部(中退共)というところに加入していました。
毎月、給与とは別に、会社が掛け金を払っていてくれたんですね。
私の場合は毎月の掛け金が5,000円〜6,000円で、その会社に6年ほど在籍しました。
掛け金×月数に、若干の助成が上乗せされた金額が、退職時に貰えます。
私の場合は、40万円ほどでした。
単純計算だと、新卒で定年まで勤めても200〜300万円程度にしかなりません。
よく大企業の退職金が何千万円とかいうのを聞くと、すごいなぁと思ってしまいます。
手続きとしては、退職時に会社から申請書をもらい、これに記入して住民票を添付して郵送しました。
申請書には退職金を振り込んでもらう口座の銀行印(←自分の印鑑ではなく「○○銀行」という印影のハンコ)を押してもらわなければならず、口座のある支店の窓口に行かなくてはならないので手間でした。
郵送してから2週間ほどで、退職金額と振り込み時期が書かれた葉書が届き、それからさらに2週間後くらいに退職金が振り込まれました。
尚、退職金は分離課税なので確定申告する必要はありません。
詳しくは退職金は確定申告する?をご覧ください。
|
|