シェルスクリプト講座
1 変数へ - 2 引数を表す変数 - 3 スクリプトファイルを表す変数へ
 シェルスクリプトでは実行時に引数を渡すことができます。例えばシェルスクリプト「test.sh」に対して「Tom」という引数を渡して実行するには下記のようにします。

 source test.sh Tom

 それでは、実行時に渡された引数「Tom」をシェルスクリプト内で受け取るにはどうすればよいでしょう?
 実行時に渡された引数は特殊な変数「$1」に格納されています。

 よって上記のシェルスクリプトの実行結果は「hello,Tom」となります。

 引数は半角スペース区切りでいくつも渡すことができます。

 source test.sh Tom Kent

 このとき第一引数の「Tom」は「$1」に、第二引数の「Kent」は「$2」に(以降同様に$3$4…)格納されます。


ヒント
 ・変数「$#」には、与えられた引数の数が格納されます。
 ・変数「$*」や変数「$@」には、全ての引数が格納されます。例えば3つの引数を渡して「source test.sh h1 h2 h3」と実行した場合、「$*」や「$@」には「h1 h2 h3」という文字列が格納されます。



シェルスクリプト講座
0シェルスクリプトとは?・実行方法
1変数
2引数を表す変数
3スクリプトファイルを表す変数
4戻り値を表す変数
5引用符について
6testコマンド
7条件分岐if
8条件分岐case
9繰り返しfor
10繰り返しwhile
11関数
12ヒアドキュメント
その他のLinux関連コンテンツ
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テキスト処理コマンド
ファイル操作コマンド
ユーザー管理コマンド
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