シェルスクリプトで使用する引用符には3種類あります。
一つ目はシングルクォーテーション「'」です。この引用符の中はすべて文字列であると解釈されます。
二つ目はダブルクォーテーション「"」です。この引用符内に変数があるとその内容が展開されます。
三つ目はバッククォーテーション「`」です。この引用符内にコマンドがあると、そのコマンドを実行した結果が展開されます。
また変数がある場合、その変数に格納されているコマンドを実行した結果が展開されます。
ダブルクォーテーションの中の変数は展開されますが、同様にダブルクォーテーションの中のバッククォーテーションも展開されます。
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・シェルスクリプト中「#」で始まる行はコメントです。
・ダブルクォーテーション内の変数を展開したくない場合はバックスラッシュ「\」でエスケープします。例えば「echo "\$var"」は「$var」と表示されます。
・バックスラッシュはLinux環境では「\」ですが、Windows環境では「\」です。
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