かんたん!アクセス権
0 アクセス権の概要へ - 1 所有者・所有グループ - 2 所有者の変更へ
 一つのLinuxシステムを複数のユーザーで使用している場合、自分が作成したファイルを、他のユーザーに変更されたくない場合があります。

 ファイルには、その持ち主がいて、所有者と呼ばれます。
 ファイルを作成すると、作成したユーザーがその所有者として設定されます。
 所有者にだけ書き込み権限を与えておけば、そのファイルを他のユーザーに変更される心配はありません。

 場合によっては、ファイルを、ある特定の人たちの間でだけ共有したい場合もあるでしょう。
 ファイルには所有者のほかに、所有グループというものがあるので、所有グループに書き込み権限を与えることで、そのグループに属するユーザーはそのファイルを変更することができるようになります。
 ファイルを作成すると、作成したユーザーのプライマリグループが、その所有グループとして設定されます。
実行例1

 上の例では、グループ「g1」をプライマリグループとするユーザー「u1」が、touchコマンドでファイル「test.txt」を作成したときに、そのファイルの所有者が「u1」、所有グループが「g1」となっていることが確認できます。


ヒント
 ・lsコマンドに-lオプションをつけると、ファイルの所有者および所有グループを確認できます。
 ・ディレクトリにも、ファイルと同様に所有者・所有グループがあります。



かんたん!アクセス権
0アクセス権の概要
1所有者・所有グループ
2所有者の変更
3所有グループの変更
4アクセス権
5アクセス権の数値表記
6アクセス権の変更
7アクセス権の数値による変更
8SUID
9SGID
10スティッキービット
11デフォルトのアクセス権
12ファイルの拡張属性変更
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