viをマスターしよう!
10 カーソル移動・応用へ - 11 他のファイルを取り込む - 12 これだけは覚えたいvi設定へ
 ソースファイルをviで編集中に、他のソースファイルに含まれるコードの一部をコピーして使いたくなったとします。コピーしたいソースファイルの場所はどこだっけ?名前は何だっけ?といった場合、「pwd」や「ls」といったLinuxコマンドで調べますが、これをviを終了せずに行うことができます。
 例えばそのソースファイルがカレントディレクトリにあることはわかっていて名前だけ調べたい場合は、viのコマンドモードで、Linuxコマンドを入力します。

 :!ls

 「:!」に続けてLinuxコマンドを入力するのです。
 これでソースファイルの名前が「target.java」だったと判明したとしましょう。今度はこのソースファイルの内容を、今viで開いているソースファイルに取り込みます。

 :r target.java

 viのコマンドモードで「:r」に続けて取り込みたいファイル名を指定するのです。このコマンドによりカーソルのある行の下に、target.javaファイルの内容が全て取り込まれますので、ここから不要な部分を削除します。


ヒント
 ・「pwd」はカレントディレクトリを表示するコマンドでしたね。
 ・「ls」は(カレント)ディレクトリに含まれるファイルやディレクトリの一覧を表示するコマンドでしたね。



viをマスターしよう!
0viとは?・vi環境構築
1起動・終了
2モード切り替え
3文字の削除
4カーソル移動・基本
5繰り返し・取り消し
6検索
7置換
8コピー・ペースト
9入力モードにするコマンドいろいろ
10カーソル移動・応用
11他のファイルを取り込む
12これだけは覚えたいvi設定
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