paste コマンド
2つのファイルにおいて共通の行番号で行を連結します。
書式 paste [ オプション ] [ ファイル名1 ] [ ファイル名2 ] …

オプション   内容
-d<区切り文字>   区切り文字(デリミタ)を指定する

 pasteコマンドは複数のファイルを読み取って、それぞれで行番号が一致する行を水平方向に連結し、標準出力(画面)に出力します。
 「-d」オプションで、連結する際の区切り文字を指定できますが、このオプションを省略するとタブで連結されます。
実行例1


ヒント
 ・区切り文字は1文字です。2文字以上の文字列を指定すると、1文字目が区切り文字として使用され、2文字目以降は無視されます。
 ・区切り文字を指定する際はダブルクォーテーションでくくります(例えばセミコロン「;」など、文字によってはくくらないとエラーとなるため、常にくくっておいたほうが無難です)。
 ・共通フィールドで行を連結するには、joinコマンドを使用します。



テキスト処理コマンド
cat連結して表示(移動不可)
cut指定したフィールドを抽出
expandタブをスペースに変換
fmt指定した桁に整形
head先頭だけ表示
join共通フィールドで行を連結
less表示(移動可・改良版)
more表示(移動可・基本機能)
nl行番号をつけて表示
odバイナリファイル表示
paste共通の行番号で行を連結
pr印刷前の整形
rev各行で行末から行頭に表示
sortソートして表示
split複数ファイルに分割
tac末尾行から先頭行に表示
tail末尾だけ表示
tr文字列変換・削除
unexpandスペースをタブに変換
uniq重複行を取り除く
wc行数、単語数、文字数表示
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