unexpand コマンド
スペースをタブに変換します。
書式 unexpand [ オプション ] [ ファイル名 ]

オプション   内容
-a   行頭以外のスペースも変換する
-t <タブ幅>   タブ幅(1つのタブがスペース何個に相当するか)を指定する

 unexpandコマンドはテキストファイルの中にあるスペースをタブに変換し、標準出力(画面)に出力します。デフォルトでは行頭のスペース8個がタブ1個に変換されます(見ただけでは違いはわかりません)。
実行例1

 注意が必要なのは、このコマンドは元ファイルを変更しないという点です。スペースをタブに変換した結果を別のファイルとして保存したい場合は、下記のようにリダイレクトを使用します。
実行例2


ヒント
 ・変換結果を別ファイルとして保存し、viで開けばスペースがタブに変換されていることが確認できます。
 ・unexpandコマンドとは逆に、タブをスペースに変換するにはexpandコマンドを使用します。



テキスト処理コマンド
cat結合して表示(移動不可)
cut指定したフィールドを抽出
expandタブをスペースに変換
fmt指定した桁に整形
head先頭だけ表示
join共通フィールドで行を連結
less表示(移動可・改良版)
more表示(移動可・基本機能)
nl行番号をつけて表示
odバイナリファイル表示
paste共通の行番号で行を連結
pr印刷前の整形
rev各行で行末から行頭に表示
sortソートして表示
split複数ファイルに分割
tac末尾行から先頭行に表示
tail末尾だけ表示
tr文字列変換・削除
unexpandスペースをタブに変換
uniq重複行を取り除く
wc行数、単語数、文字数表示
その他のLinux関連コンテンツ
viをマスターしよう!
シェルスクリプト講座
かんたん!アクセス権
ファイル操作コマンド
ユーザー管理コマンド
ファイル検索コマンド


Yahoo!ブックマークに登録 Googleブックマークに登録 はてなブックマークに登録 livedoorブックマークに登録 deliciousブックマークに登録 Buzzurlブックマークに登録


トップ | このサイトについて | 管理者へメール | サイトマップ
Google www una.soragoto.net  
Copyright(c) 2009 - 2012 una All Rights Reserved.