pr コマンド
印刷のためにファイルを整形します。
書式 pr [ オプション ] [ ファイル名 ]

オプション   内容
+<開始>[:<終了>]   開始ページや終了ページを指定する
-h<ヘッダ文字列>   ヘッダに表示する文字列を指定する
-l<行数>   1ページあたりの行数を指定する
-W<文字数>   1行あたりの文字数を指定する

 prコマンドは印刷のためにファイルを整形し、標準出力(画面)に出力します。
 ファイル名に「-」を指定すると標準入力から読み取ります。
 デフォルトでは、それぞれのページに5行のヘッダがつきます。ヘッダは2行の空行、日付・ファイル名・ページ番号の行、2行の空行から構成されます。各ページの末尾には全て空行の5行のフッタも出力されます。
実行例1

 上記の例では「+1:1」で開始ページと終了ページをともに1とし、「-l11」で1ページあたりの行数を11行(ヘッダ5行+内容1行+フッタ5行)とし、「-W30」で1行あたりの文字数を30としています。


ヒント
 ・「-l」オプションを指定しない場合のデフォルトの行数は66行です。
 ・「-W」オプションを指定しない場合のデフォルトの文字数は72文字です。
 ・「-l」オプションで指定する行数はヘッダ行とフッタ行を含めた行数です。



テキスト処理コマンド
cat連結して表示(移動不可)
cut指定したフィールドを抽出
expandタブをスペースに変換
fmt指定した桁に整形
head先頭だけ表示
join共通フィールドで行を連結
less表示(移動可・改良版)
more表示(移動可・基本機能)
nl行番号をつけて表示
odバイナリファイル表示
paste共通の行番号で行を連結
pr印刷前の整形
rev各行で行末から行頭に表示
sortソートして表示
split複数ファイルに分割
tac末尾行から先頭行に表示
tail末尾だけ表示
tr文字列変換・削除
unexpandスペースをタブに変換
uniq重複行を取り除く
wc行数、単語数、文字数表示
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